防水や外壁改修作業を行うために設置しますが設置の際は、第三者の侵入による防犯対策、資材搬入時の安全対策などについても注意が必要です。
高圧洗浄は、既存の防水槽や外壁などこびり付いた長年の汚れや、劣化した塗装面、カビなどを除去し 新しい塗装面が外壁にしっかり吸着するように行うものです。この処理がしっかりと行われないと、新しい塗装面が直ぐに剥げ落ちてしまいます。多少の騒音でご迷惑をおかけする場合がございます。
前述の高圧洗浄も下地処理の一つですが、屋上や開放廊下、バルコニーなどの防水層は、既存の 防水層を剥がしとるなど下地を安定させ損傷などがあれば、接着剤やシーリング材と言われるものを注入するなどして、新しい防水層の密着性を高めるための作業を行います。
鉄部の塗装もケレン作業と言われる劣化した塗装面を削ぎ落し、新しい塗装 をしっかりと安定させるための作業を行います。外壁塗料や防水工法には、多くの材料・工法が存在します。お客様の建物の仕様や部位に適した材料・工法の提案を受けましょう。
工事完了後は、足場を解体する前に、現場責任者など一緒に工事箇所を確認しましょう。特に危険な場所などは、写真撮影を行い確認できるようにお願いしましょう。 問題箇所があれば、後日やり直しを行うことについて書面を交わすことも大切です。
工事完了確認書・各種報告書・施工写真・材料メーカーなどのカタログ、施工保証書やアフターサービスに関する覚書などがありますが、工事完了確認書は、前述の通り不具合がないか確認後、お客様が署名することにより、工事完了→精算となるものです。保証書については、保証範囲や期間を確認することが重要となります。
全体工程表、週間工程表、工程スケジュールの変更などの情報は、居住者様をはじめ、近隣の方々へもお知らせすることにより、作業のスムーズな進行と安全管理につながります。この情報をどのような形で発信、伝達するかを事前に決めておくことが重要です。
バルコニーへの出入りや洗濯物の取扱いに関する規制、エアコン室外機、アンテナなどの取扱いなど、居住者様のご協力なくしてはスムーズな作業進行はできません。事前に詳しい説明を受けて、設備機器の移動に関する費用の発生の有無なども確認しましょう。
エントランスの利用や共用廊下利用に関する規制、駐車場・駐輪場の利用に関する規制なども発生する場合がございますので、事前に詳細を確認しましょう。
外壁改修のため足場が設置された場合、お子様の侵入や不用意に大人が侵入する と思わぬ怪我につながります。また、足場を利用して不法侵入を行う者もおりますので居住者様同士でのお声かけや、作業員の識別方法についてなども事前に確認する必要のある重要な項目です。
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